寺院の中心

よく法事などでお寺に行くと必ず本堂でお経をあげますが、その本堂で中心となるのがご本尊です。宗派によってご本尊は違うのですが必ずそのご本尊が安置されている所は高い壇になっています。これは須弥壇(しゅみだん)と言ってこの世のどこかにある仏の世界に通じる須弥山という山をかたどってるそうです一時はその山はチベットの奥地にあるといわれ仏教徒が目指したそうです。チベットが仏教の聖地と云われるのと無関係ではなさそうです。因みに山の頂上の現世でその上の神仏の世界まであと一歩まで上り詰めたことを有頂天、山の裾野のさらに下の地面と接してるところ(この世のはて)を金輪際(こんりんざい)というそうです。